西日本紀行(1999/11/30〜12/6)

 

  2日目(12/1)

新潟県のあるポイントから出発(R18上の駐車場)

ほどなく上越市通過

糸魚川で R8 に入る

まだ未明、外界は暗いがストリートランタンの灯りに導かれる

親不知のあたりだろうか、右側に波頭を感じる(日本海ダ)

一般道だが70Km出ちゃう(バイパスなんですネ)

黒部(宇奈月温泉の近く)を通過

富山から本物の(?)一般道(R41)に入る

すでに手持ちの現金は150円余り・・・タバコは買えない

ルールに従うためには街に入らにゃならんということ・・・

空も明らむころ高岡に入るが ン? ドラえもん(Doraemon)か。

「どこでもドア」があればいいな

高岡信金発見、まだ開いていない(朝7時じゃネ)

信金の駐車場でコーヒータイム(設備はある)

 車の移動で困るのはトイレ

 入れれば出す・・・これは自然の摂理だが(出す方の設備はナイ)

人が動き始めた、行員も俺の車を不審そうに見ている

  バカ!そう言うのを被害者意識って言うの。気にするな

9:00オープン(伊勢崎信金のカードが使える・・・ネットワークになっていた)

1万円の現金が手に(切がいいと慧が決めたルール)

サアー 次は燃料だよ あんた

伊勢崎を出てからずっと無給油状態が続いていた(エンプティランプが煩い)

信金を出てR41を左折、最初のスタンドを捜す捜す・・・

あった! 三菱石油に飛び込み給油とトイレ(入れれば出すの摂理?)

  55.8リットル/534  Km(4773円) 結構走るナ〜

  今日は「永平寺」ダゼ

腹が減った 10時についた所で自炊すべエ

んナこと考えながら走っていると、高岡城址公園に現着 ・・・ピー(10時の時報)

 入れれば出す(摂理)トイレはどこだ・・・

 市立博物館がある ン 「地獄と極楽」特別展 だと

  「天」よもう十分解ったヨ!(仏界が今回の紀行テーマ)

予定通り自炊する(カセットコンロと鉄釜での炊飯だよ・・・荻さん飯も炊ける)

ささやかだが腹は膨れた  サア行くか(仏界からは離れよう)

  でもさ! なんで永平寺に拘るのそんなに?  マいっか

北陸道を行くには敦賀を目指せ(このイメージを強く持つ)

高岡から脱出 R156(因縁の道路となる・・・)

 トナミ  R359を横切る(伊勢崎には354)  4と9 ン 四苦

      歩道橋をくぐると市街標識「○○八区」  ハハハ 八苦だと

       てやんで〜四苦八苦しているのは俺なんだよ

 フクノ  この辺りから迷走が始まっていた(慧 知るよしもない)

 フクミツ 名水も出てきたぞ

知らないうちに R304を走ってる

ここからは金沢と岐阜の攻めぎ合いが始まる

 いいかい!俺はどっちも<行きたくないの>

まあ、どちらかと言えば金沢か(永平寺に近い・・・まだ言ってる)

でもさ、車どっち行ってる? 岐阜方面だぜ!

 (車が勝手に選んだわけではない)

城端町 ここでやっとコンパス(羅針盤)の存在を思い出す

  思い出したわけじゃない、勝手に転がり出て来たんダヨ

  見付けたくても捜せないほど、その時車内は雑然としていた

   (やることイッパイやるのは一人)

そんなことはど〜でもいい、兎に角「北」

井波町で「R156」に戻る(又、トナミか・・・フウ〜)

 「天」よどこへつれて行く オ〜イ

R156交差点に道路案内  金沢⇔岐阜

仕方ない(ソオ仕方ない)から金沢に向かう

 (頭の中では遥か北にある街)・・・これが先入観

地図で見れば南西方向ジャないか

〔地図ソオあんた地図持ってんだよ〕

「時間があれば兼六園でも寄るか」なんて考える(アホ・・・永平寺まで遠いんだよ!)

どこをどう走ったかは定かではないが「兼六園」にブツカル

  夕方だし、また出直そう(100歳まで生きるンダゼ)

広い道を南西に・・・ン確かに南西

  BUT 湯涌温泉だと おいユーワクされちゃった(水に)

    今日のテーマは「水」か?

ミスコースは事実、戻るぜ(人生に後戻りはない、なんてカッコつてるくせに・・・)

やっと広い道に出た。ヨシ左折

カイテキに進むが・・・が・・・道が・・・ナクナッタ(ダムだと)犀川ダム?

戻る、戻る

又、兼六園ダト 勝手にしろここに仏(像)あんのか?

  そうじゃなくて、琴柱灯篭のある庭園=池・・・ 水 なんだヨネ

(すでにヤケッパチ&パニック・・・堂々巡り)

何時の間にか R8に・・・乗った

しかし・・・だ、時間は5時を回っている、今日も永平寺はむりか・・・

 家にその旨電話する(今は便利だネ〜)

小松辺りでビバーグか・・・(安宅関をイメージ)

 飛行機が見られるな、ヨシヨシ(何でもプラ思考)

適当な場所は・・・  ない ない ない

ン「福井」だと、永平寺の傍か(どの位ソバかは判らんが)

R158に入る  (いこうや=行こうヤ とよめるナ)  

←永平寺

のカンバン(やったね!)

あとはもう無我夢中さーネ ギャーテー(行こうや)

現着 19:30 辺りは真っ暗

特別駐車場でビバーグ(有料だが、払う相手は・・・いない)

オヤスミナサイ...zzz

   3日目 

ブルッツ 寒い、目を開け時計を見る〔2:00〕ハエ〜ナ

トイレで小用(食うもの食っていないから、大は出ない)

山門に礼をし出発(2:30)

山道を一気に下るとT字路

 右から来たんだから左だいネ(?ルールか)

 これれが最悪の誤りだった・・・

道はR158(意味はない・・・)程なく大野市

東に向かっていたノダ!

また道路案内標識

↑金沢 75 Km

→白鳥 56 Km

←福井 34 Km

知らない地名だが、白鳥を選ぶ

 もうヤダ〜

暗闇の中、不気味な湖が、アカリに浮かぶ

  こんな山ん中の人造湖をライトアップすンなよ

  変電設備(!)アア発電所か、ジャ電気は産直だ(勝手に決めている)

「九頭竜峡」だと、やっと知ってる固有名詞

何やら町らしき所に入った、白鳥町(しろとりと読む)

道路案内標識

←平村 92 Km

↓大野 56 Km

→美濃 56 Km

     ↑        ↑        ↑
 知らない地名  今通ってきた   岐阜か   シャーない諦めよう

実は白鳥は岐阜県にあるんダイネ! ヨ慧チャン

腹を括れば後は早い

大和町

八幡町(郡上八幡)

ルートNo. R156 (ン)昨日サンザン悩まされた道 またお前かヨ

1・5・6 →いち・ご・ろく→いちころ→石ころと読んだ

路傍の石なんチャって

まてよ、路傍の石を拡大解釈すれば(そんなことスンナ!)

地蔵も石だぜ(地蔵は道案内役)

アアそうか、判った R156はジャマじゃなくて

ルートガイド(ナビケート)してたのだ!〔以降 地蔵はシバシバ出てくる〕

右に川が流れている(後で知ったが、長良川ダッタ)

美濃を過ぎると、高速道と並走

オーバーハングに「関」(関の孫六か・・・漠然と思うこと)

 まさにソコなのだが、年中漠然と思う人 慧チャン

 だ・か・ら 迷子になるノ!

*ここで、又 R156を見限りわき道へ・・・まず懲りない人である

結果は、同じ道を3往復(コンパスの見方がワカ〜ンナイ)

 危ない踏み切り(ここは事故が多いンじゃないかな・・・)

早く出た割には、もう通勤時間帯

道が込み始めて来た

こっちは時間はタップリある・・・ご苦労様

  ネエ

   時間掛けて、交通費掛けて、おめかしして「職場」に行く

   職場では「与えられた」仕事を「こなせば」いい・・・それの繰り返しサ

   4月までの俺もそうだった・・・

   で、今お前は何をしてるンだイ?

   遊んでるのさ、だって25年間他人の2倍は働いてきた

   何で2倍なんだイ  別に意味はない

   ただネ、俺は「与えられた」仕事はしなかった

   それ(仕事)は行動のキッカケに他ならないのサ

   だって、会社で自分の好き勝手やってたら目立っちゃうだろ

   隠れて自分自身を磨いてたの、だから他人より時間は有効に使った

    ⇒ 財産の一つが体内時計(まず30分はくるわない)

 岐阜市は遠かった

余計なことを考えていたら、又ミスコース(アッタリマエダ)

「ここはどこ?私はだ〜れ?」 ナンちゃって

心は、すでに山口県にある  西ダヨ

兎に角西へ!

日本ライン下り

名古屋

  ・
  ・
  ・

何か違うんだナ

イメージは「日本海ルート」で一気に「山口」へ

 なのに、ここはどこ?

 岐阜だぜギフ!

 おまけに名古屋が出てくるなんて

要するに方角が違うんだヨ〜

地図でも見るか・・・

 (こんな時ナビがあればいいな トカ いれば いいな とグチル慧)

琵琶湖が近くか・・・

ンじゃ湖北から敦賀だいネ

<流石荻さんのコンピュータは判断が速い(アッタリメーダ)>

それには・・・だ

まず「大垣」「関が原」を通る

そして、近江に出たところで、北上サ・・・

 「R21」をさがせ

いつもあれこれショートカットを考えている(要するに手抜き)

 それでいて結果的に遠回りしてンだぜ

  ヨオ オイ!!

どうやら会社生活で、マルチタスクをやり過ぎたようだ

マルチタスクたって一遍に出きるわけはない(スーパーマンじゃない)

少しずつ食い掛け状態にしておいて、帳尻を合わせるだけなのさ

他の人から見れば、一度にOUTPUTが3つも4つも出来る訳だから

そお たまげるわけネ(ど〜だスゲーだろ俺は)

だけど、本質は「一つずつ」なんですネ

*職人サンから教わったこと「段取り8分に仕上げ2分(ぶ)」

ノロノロしている様だが結果的には、そちらの方が速い、出来映えがいい

そうなんです、皆さんのように(失敬)一つずつ「ゆっくり」やるのが正解!

 

俺も、師匠さんからタタキ込まれていたハズだゼ「段8上2」は

  又また変なことを考え始めている  

そして道を失った

  人生の道も失うのか・・・ あと50年だゼ ヨオ

岐阜市の拡大図を見る

余計分からない・・・

そりゃそ〜さ、自分の現在地が判らない・・・見付からない

広域図に戻る(この辺かな?・・・それが先入観と言うのバカ!)

反省を踏まえて(ン、何とか活動の後遺症?)

 現状把握・・・電車:名鉄美濃町線(事実)

         もうすぐ行くとクロスして線路は左へ(仮説)

          もっと事実を〜

         オイっ、ここは岐阜だぜ、日本だぜ

もう分析もへったくれもない

我が(決めた)道を行く、迷ったら真っ直ぐサ・・・  ←変な悟り

自分で考え(るしかない)そして、即行動するのサ

  ンどっかで聞いたことアルヨウナ・・・マいっか(口癖にナル)

決めれば、いつもの荻さん、悠然と構える

電車が通る、又通る・・・ン

1台ずつ、くっ付く様に走っているではないか

何で連結しネ〜んダヨ、運チャンが余計に要るゼ

 (所詮は他人がやっている事、荻さんには関係ないんだヨ)

 又、道間違えるぜ! アホ!

程なく線路が寄ってきた

もう直ぐクロスか

フン フン ・・・

路面電車になったけどサ・・・クロスしね〜ぞ! (地図と現実は合わない:色即是空)

タバコでも吸って落ち着くか(残り2本・・・そろそろ仕入れ)

タバコの自販機がこっちを向いている・・・ンなわけないだろう

買うか・・・1個ダゼ(いつしかルール化)

車を路肩に寄せる

一人旅と言うのは全く忙しい(特に睡眠不足の今は)

しかし、今俺は「オーペック」(社名を車の名に与えた)を連れている

            

 連れて行ってもらっていると言った方がより正確・・・

  (オイオイ○科○連じゃあるメーしもう止めろ ハイ)

いつでも止まれる状態にはないのだ

でも、止めた 拡大図を見る(アテにならない地図を・・・)

あるじゃない・・・路面電車(同じロードマップだゼ)

いつしか道はR248(にしがハチってか)岐阜駅の北方を通っている

R21は岐阜駅の南

まずは岐阜駅に向かおう

  ・・・いいぞ(こんな自分を誉めてあげたい、なんて誰か言ってたっけ)

←岐阜駅

オッケ!(OKのことです)左折すれば間もなく駅

  ロータリーを左折すれば

     ピ〜ンポ〜ン(正解の意味デス)

  だったのに、バスにスクリーン掛けられて右巻き Uターン(ホント何やってんの)

モハヤ何処をどう通ったか・・・記憶がアイマイ

 

てなことやってても R21に乗った(広れ〜道だ)

もう、走るっきゃないモード(50〜70 Kmで流れる)

大垣クリア、次は関が原だぜ(判ってらイ)

でも腹へったな〜(コンビニに寄るか)

関が原を抜けた所(だったと思う)にローソン

暫し休憩・・・

買ったのは菓子パン2個(持ち金が少ない)

コーヒーは、キッチン(だとヨ)で湯を沸かし入れる

 反省会

ここらでジックリ地図を見るか(何か変なルート通っている気がする)

 ンな余計な作業をやりながらの昼食・・・しかし、これが大きなドラマ(苦行)になるとは

湯が沸いた(結構カセットコンロって火力あるナ〜と変な感心)

コーヒー入れて、パンかじって・・・フンフン

 

まず、伊勢崎は(・・・ここだ)

本庄、長瀞、秩父(埼玉県)

塩山、山梨、甲府、韮崎(山梨県)ンで、こっからがおかしん〜だヨナ

茅野、諏訪、岡谷、松本、長野(長野県) R19

次は、覚束ぬが「新井」にしちゃえ(おいおい新潟だゼ)

まイッカ

上越、糸魚川を通り(R8)、黒部(宇奈月温泉)で富山県入り

富山、高岡、砺波(色々あって)金沢(石川県)

てこずったが加賀を過ぎれば、福井市、永平寺(福井県)

  ンで、次は今日だゼ(判ってらい)・・・どうも独り言が多い人である

(多分この道だろう)美濃、岐阜、大垣、そして関が原(岐阜県)

  何ノタクッテ来たんだ・・・ジグザグだぜ、俺のカンピュータもオシャカか

  ちょとまてヨ!・・・群馬から出て、隣接する県を皆通っている(しかも一筆書きで)

 

今回の目的は西日本紀行だよナ

なんで新潟があンの(必要条件?)

富山県に入る道は幾つもある(そう幾つも)

まず大町から立山のルート(ただこれは有料なので今回の制約条件で使えない)

しかし、これは自動的に消去されていた

R19に入るだろ

長野市まで行っちゃうと、引き返すか、新潟県に行くか 二つに一つ

ここで条件の「来た道は戻るナ」  ン納得

全く一人旅と言うのはいい加減なものだ・・・しかし決定は早い

  なんだったっけ・・・

そう一筆書きの全県制覇(大げさに)

そんなこといいよ、兎に角「山口」へ 行・く・の

  だけど、可能性あンのかな(シツコイ!)

ここまで来れば次は滋賀県だ

てえと米原ね・・・やっと動き出す

ンで敦賀って図式サ・・・ オ〜イ起きてるか〜ア 福井県はもう通ったんだヨ〜ツ

   (一筆描きの苦行はかくして始まった)

仕方ない、彦根まで行くか・・・燃料も覚束ない

手持ちの金は千円札1マイ、コインで1500円程

1000円分だけ入れるのもミットモナイシ

 (な〜んか何時も世間体を気にしてる:お札への拘り)

まてよ、コインだって同じ価値がある、コインを1000円移動すれば2000円

どウだい!軽油だから半タンは入る(頭いい!)・・・500円あればタバコが買える

米原だろうか車両基地がある(24年前の記憶が甦る)

彦根に入り、シェルのスタンドを発見

胸を張って(そンなもん張るな!)「2000円、現金、カード無し」と門きり口調

2回目の給油は22.66リットル(参考値)

時間は12時16分か・・・今日は何処まで行けるやら(10時間乗りっぱなしだゼ)

このアタリの地理には何となく自信がある(24年前の記憶)

近江八幡、草津順調に R8を南下(ン?)

 しょうがないオーペックは船じゃアない西には琵琶湖ダヨ

この頃だったか、JE9VWK局とQSO(仔細は略すが、彼は湖西を南下していた)

大津を過ぎると道はいつの間にか R1 東海道だぜ オイ 北陸路はど〜した ン!

そんなこと知るか天に聞いてくれ、もう運転は天に任せた「運(を天)転ってか?」

京都へは山科より入る

今日は京に泊まるか(判る?)宝池のほとりで・・・ナンテ

でも、まだ日は高い、行ける所までいこう・・・兎に角「山口」

と、平安神宮のガイド標(別に行きたくもないが)

でも、行っちゃった! コーヒーブレーク(いいネ〜、この車は)

 

  作戦タイム

向かう進路は北(方面)、日本海へ出るノダ

亀岡から丹波のルートは R9

これで行こう、行ける所まで

 *福知山城公園駐車場 18:01現着

走り始めれば後は道なり、兎に角ギャーテー

いつしか日は傾き薄暗く・・・

どこでビバーグする(?)どっこでもいいや〜ネ(フテクサレ・・・いいえ自信ナンデス)

この頃「敏」が「慧」に移りつつあった(知恵を智慧とし一人で生きる自信が)

文字通りの一人天下「俺は予言者」・・・そんな気さえして来た

そうするとオチョウシ者の荻さん「今日6:00現着でなんたってビバーグ」

  勝手にするがいい・・・

やだぜ、暗くはなるし田舎そのもの風景だし

駅でもいいや、駅ったって「線路あったか?」「知らん」

 (敏と慧の会話がまた始まった)・・・同行二人

  JR福知山線の線路は横を走っている   色即是空

遠くに明かりが見えた(様な気がする)・・・福知山? どこでもいいヤ〜ネ

5:50になった、あと10分で着くのかナ

と、「福知山城公園」の案内板

公園=駐車場  簡単な理屈ではある

 (あとで気が付いたのだが、この案内板が地蔵だった)

スイスイ(とはいかないが)公園駐車場を発見

ギョッ! 鎖 クサリ チェーン(しつこい)・・・入れない

6時の時報が「ピー」(ラジオは常時鳴っている)

「荻さん預言者」なんてありっこないさ。ハハハ(敏) ム!(慧)

諦めるか と、オープンのフリー駐車場が・・・ある!

現着6:01(「どうだ敏」と慧がイバル)  立派なものサ

もう3日目、馴れたのかサッサと晩酌兼夕飯を摂り、寝る(時間は? 知るか〜!)

 *となりは「鳥取」ナゼに「岡山」

やはり、朝の寒さで目覚める   時計は3:00頃

今 京都は、福知山にいる

R9で兵庫を一気に突っ切れば鳥取に入る(と地図には描いてある)

 鳥取まで126 Kmか...もはや3桁のキョリにはマヒしていた

さて、行くか(エンジンはすでに暖まっている)

R9に乗るには、わずか戻らねばならぬが マいっか

広い道だ(これがいつもの判断基準・・・寄らば大樹のナントヤラ)

これだろう、右折する・・・ R9 の道標 (アッタリ〜)

30 Km程走ると、和田山町である(ヤケに山が付く地名が多い処だナ)

  不案内の土地で混乱する原因?

と ←姫路 65 Km

の標識

姫路城は帰りに寄るか(と思ったのがウンのつき姫路に向かっちゃった)

我がオーペック(放屁苦)は勝手に道をハズレル R312 へと

  その後の記憶は・・・ナイ

どこをどう走ったか

加古川から R2 に乗ったのは事実である

(何の為に北ルート行ったんだヨ!)

 ジャ、戻るかイ?やだヤ

てなわけで姫路をアッと言う間(は大げさだが)に過ぎ、太子町でバイパスを お・り・る

太子と言えば聖徳太子か・・・(札じゃないヨ)

そんな気持ちが、下ろさせたたのかも知れない

 *しつこい指示には従え

太子の町を西に向かう(こうなったら南ルートだって山口へ行けらイ)

 ナゼに「岡山」 の答え

 今回の旅程には四国巡礼を考えていた、適当にってネ・・・

  そこに、一筆描きが条件になった・・・南ルートでは一筆にならない

  広島から四国に入ると、岡山を取りこぼす  

 ただ、それだけ

行先表示に「→竜野」が、やたら出て来る(何か気になる)   ← 兆し(キザシ)

3回目、曲がっちゃった(アホ〜)

だんだん山道に(地理が苦手な荻さんだって山脈があるのは知っている)

でもネ 山道=傾斜、じゃなかったのネ

道幅も山道規格があるらしい・・・

左眼下に深く人造湖、右はブッシュ、車がやっと通れる処にナッチャッタ

(左には強い恐怖感、右にはアンテナへの気遣い)

これ以上進む自信を失う・・・   不安神経症と言う「一病息災」との出会い

(慧チャン 死ぬ気で出てきたンじゃないの? と敏)

エイ!行っちまえ

「不増不減」 山を下るにつれ、道は太っていった

スルッと「鳥取県」に入った 「智頭」と言う場所を通って・・・

 今までい、ろいろな兆しに気づき それに従えば正解だった

  天の声ってのはこのこと? そのとき一陣の風が

ソッカ 天の声は「風」か・・・ 変な納得(背景はあるんですけどネ)

それから、慧は天との会話を楽しんでいった

 (兆しを見落とし、相変わらずミスコースをしながら・・・)

鳥取に入って程なく、道端に犬が寝ている(轢かれている)・・・どこでもあることサ

しばらく行くと、ン 白鷺が轢かれてる (おい、車って空とべた?)

犬、鷺を雉とする・・・ サルが出れば 桃太郎ジャないか

そんなこと考えていたら、猿らしき屍が(俺にはそう見えたノ)

ソッカ 桃太郎=岡山県 天のメッセージか?

途端に、風が吹き抜けていった

 鳥取市に入れば、あとは簡単サ〜ネ

ナンッタテ、広い道は1本しかない

点と線の世界に入る

ただただ、走るはしる

これからは、ドライブに関して特に記述することはない・・・

出雲あたりだったか、大型のタンクローリに軽トラが激突し

上半身飛び出たおじさんが、口から血を出して挟まれていたくらい カ

コノあと山口にはスンナリ(ポイント間の移動距離は100 Km単位ですけど)

目の前には道しかない・・・と街が

イキナリ繁華街だよ〜(慧にはそう感じた)

来るなと言われながらも、行くのは勝手(ドライブするのは俺)

と思っていたが、心のどこかに後ろめたさが・・・

またまた、パニックに陥る

時間は7時・・・真っ暗サ

意地でも自力(家族も含めて)で検索するゾ!

まあ、これが振り出しに「戻る」ことに

家族の冷たさ・・・と言うか俺の僻み根性が再発

わが道を う・し・な・っ・た(一人では生かせてくれないらしい)

  イツマデモぶら下ってんじゃネ〜

兎に角、山口の「目的地」には着いた

あとはワスレタ・・・

山口は翌朝5:30に出発

再び点と線の世界

山口県→広島県に入った(と思っていただけ)

こっから四国巡礼と洒落込むか・・・

金は掛かるが何とか大橋を使えば、一筆で大阪に入れる(思い込み)

と、地名が出てる「山口県○○」・・・一筆描き終了

なら、四国中止ネ! (簡単である)

もっとも、淡路島からの大橋は、兵庫に入っちゃうんだもんね

完全に「一筆描き」は不成立・・・

 残る課題は「明日香仏」・・・

ついでだ、通れるところは全部行っちゃえ!

何とも、無鉄砲である(こう言うのを 自暴自棄というらしい)

早朝山口を出て、夜には神戸

何とかベイブリッジがよく見える市営駐車場にビバーグ

有料だが、施設は整っている

やはり、便利さを得るには「金」か・・・

何を食ったかは忘れた

とにかく寝た

 5時に目が覚め、エンジンスタートとともに出発

このエリアは地図はいらない

大阪はスルリと通過、奈良県に入る(和歌山県は取りこぼす)

明日香仏 明日香仏 とブツブツ

もう薄明るくなっている、と 「法隆寺前」だと

よってっけてサ

当然、神社仏閣はクローズの時間

誰もいない道を行き遠くから、弥勒さんに合掌・・・ (優しい仏像である)

さあ、行っくゾ〜 明日香の里へ

・・・兎に角明日香仏には会えた(朝8:45)

今度こそ、課題はない(己への課題は山積なのサ)

もう帰るだけ〜

夕刻には芦ノ湖に着いた

時間? もう忘れたが 鳥居のライトアップが程なく消えた

 

 寒い、起きる、出発と言う例のパターンでスタート

コジツケレバ、芦ノ湖=箱根は東西を分かつ所・・・

西日本紀行 お・し・ま・い

 

  記録:往路 1800 Km(所要4日)

      復路 1200 Km(所要2日)

      燃料代 19,570円

      費用  40,000円(燃料含む)

 

  教 訓

   ・迷ったら真っ直ぐ

   ・突き当たったら、潔く原点に戻る

   ・金がないなら高速道を使わない(時間は掛かってもいいと言う条件)

      でも一般道でもバイパスは速度無制限?(結果早く終わった)

   ・東京は自然に進路を曲げてくれる街(通過に半日・・・ここが一番疲れた)

   ・良いナビゲータは「地元の地蔵」・・・但し、女性とお年より以外ダヨ

      県内ナンバー車の後につけって ネ!

   ・究極のナビゲータは長距離の定期便

     彼ら時間勝負だから、その術はよく知っている

     だけど、お巡りさんは怖くないらしい

          それに気まぐれ(いつ消えるか判らない)

   ・幅の広い道は2車線、3車線になっている

     すると、それぞれの列に「ダンゴ」が出来ている

     つまり、「等間隔に並んでいないダンゴ」と言う意味

     自然渋滞の発生理由をそこに発見した

     それぞれのダンゴが、相対速度を持っている

     要するに、速い・遅いと言うこと

    ここで慧がやったことは、「そのときの」速い群れの

     尻尾に付くこと

  *補足が必要である

     一番速く流れる群れに付けば  早く進める

     先頭は、状況判断を常に行わなければならない(ストレスが大きい)

     順次ストレスは減少し最後尾で最少となる

       従って、後ろに付かれたら、その群れから離脱する

  *これは絵を描かねば伝えにくい  空即是色

     この繰り返しで、神戸→群馬

おわり

 

 長々と、下らない文章にお付き合いいただき、お疲れ様でした。

 と、皮肉めいた言い方をするのは、楽しく読んでくれる人もいる。

 まあ、その人のお陰で、出来たもの。

  話は1年ほど戻る

  彼と話をする、打てば響くとはこのこと

  調子よく雑談をした、とその時「荻原さん、面白い話だから、本にすれば」

 実は、私は頭の中の考えを、頭の要求するスピードで書けない

  補足:脳はデジタル処理しているから、同時に命令をよこす

      体は一つ・・・これが極めて遅い

      ほっておくと臨界に達する

      → 私が年中プッツンする理由

  *心配性の私があれこれ抱えてプッツンするロジックが判った

 その後、おじの所へ行き相談

  「頭の中の処理方法と、それを第三者に伝える方法は違うみたい」

 デジタル的・・・アナログ的・・・ の切り口がこのとき生まれた

 閑話休題

私が会社を飛び出たのも、この識別がゴチャゴチャになったから

私が一つの事を「言って」も、聞く側はすべて受け取り方が違う

 十人十色、それはいい

 ただ、その相手が役員となると話は別

 フォローが必要なんです(後で知ったこと・・・同僚達はやってなかった)

 同じことを、前後・左右・上下・宙返りの難易度で、もう切りがない

はいッ 愚痴はここまで

 

加工職場の改善なら、今でもアイデアを湯水の如く出す、自信はある

でも、職場での固定した対人関係には、自信がないから就職しない 

就職する気はないが、無職はもっとやだ(会社は辞めたが、仕事は止めていない)

で、会社創っちゃいました(しかも、オートパイロット=自動操縦の)

  このプロセスで色々多くのことを学びました・・・知識と知恵がついた

  「○○士」のまあ多い事、理由が分かりました

   ・・・複雑な行政当局の仕事の仕組みが諸悪の根源

当社の定款は「経営コンサルタント」・・・私が一番嫌いな職業(言うだけじゃ〜ネ)

ある時、インターネットで生産技術のコンサルタントが出来るといいですネと言われ

私は、カチンと来ました・・・だって「出来るん」だもん

ただ、デジ/アナ混在の、しかもレベルが異なる相手に・・・

  これを考え始めたらカオスの世界へ 

半年掛かりましたが、ロジックは組めた感じがします

  (当社は一人です 感じでいいのです)

文中「色即是空」なる言葉が多く出て来ますが:そうです「般若心経」です

これが、謎解きの「鍵」だったのです

詳細は、逐次ホームページ http://www.opecc.co.jp

にアップします

またお会いしましょう

 

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