・工具を使い切る,と言うことは実際難しいことです
⇒一般的には,適正な条件で,正常な素材を加工したときに
面粗さや寸法精度のバラツキが大きくなった時を「寿命」と言います
・でも現実的には,自動全検でもしない限り実現できないでしょう
⇒普通のやり方は,経験値に基づき「加工数=長さ」で管理します
(しかし,突発変化がありますから「抜き取り検査」する訳ですネ)
※正しくは,工具の摩耗状態で判断します
⇒バイトの場合,クレータ摩耗とフランク摩耗
フライスではチップ(欠け)か,逃げ面摩耗
※現場的には,切削音とか切り粉の出方で判断する
⇒これも,「正常な状態」が解っていないと出来ない
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