品質は工程で作り込む

 

古くは、作ったモノを検査し品質確認した。

それでは、不良ロスが多く無駄なお金を捨てていたのである。

そこで唱えられたのが「工程で品質を作り込む」と言うもの。

作りながら、あるいは作った直後に検査し不良の発生を防ぐ思想。

今では、設計(源流)で品質は作り込むと言う。

なるほどとは思う。

不良が出来ない構造、部品が設計出来れば良い。

しかし、である

設計者は「モノづくり」を熟知しているのであろうか?

そのための教育はシッカリ成されているのか?

今、引いた一本の線が「幾ら掛かるのか」

ネジ一本が幾らの手間になるのか?

理想は判るが、現実的には

実際に作業する現場をシッカリすべき

と思う。

 

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