斑鳩の里「法隆寺(Houryuuji temple)」

 

斑鳩の里は奈良市の西方に位置する

聖徳太子所縁の寺

そして、弥勒菩薩に会える

電車とバスを乗り継ぎ、南大門前に着く

「敏チャン、これ何に見える?」

いきなり叔父さんからの質問・・・

大きな踏み石なのだが、曰くがあるらしい

魚に見えた、そしてどうせ魚なら「鯛」 ピンポ〜ン

鯛石と言うそうだ、洪水があっても水はここまで・・・

山門を入っても境内までは遠い

玉砂利に足を取られながら、やっと現着

木戸銭(?)は 出してもらう(徹底して甘えよう)

伽藍の中に入る、話には聞いていたが、松の剪定が頂けない、マいっか

やはり五重塔の人気は高い、中学生のジャリ達に囲まれている

釈迦に纏わるエポックが、東西南北の四面

第一階層に彫刻となっている

北は、かの有名な釈迦涅槃の図(北面だから釈迦の頭は東向き ?)

ジャリをかき分け、何とか四面ゲット・・・

だけど、中学生にはお寺めぐりは早いんじゃない?

次は、金堂

記憶に無い・・・

講堂に入ると、禅問答場の様相になっている

荻さん得意の分野サ・・・ 禅問答で煙に巻くってね

やはり、中央には三尊が鎮座している(釈迦三尊)

大宝蔵院に行くまでは、火事の顛末話をしばし聞く

(何たって叔父さん法隆寺友の会)

中に入ると、マア仏像のデパートって感じ

とても見きれるものではない

「玉虫厨子」はここにあった、修学旅行できた時に見てるハズ

記憶は・・・ナイ

想像していたより大きいものだ(玉虫も)

四天王がいる、多聞天は毘沙門天とも呼ばれるそうだ

菩薩たって、いっぱいいるヨ

一番有名なのは「百済観音菩薩像」

だけど、菩薩は押しなべて若いし着飾っている

「ネエ叔父さん、仏像の年は幾つなの?」また突拍子もナイ質問

鯛石のカタキは取った!(アッホ) 

釈迦が、悟りの境地に達した姿が「如来」とは、後日の学習で知る

宝物殿を出るころには、荻さんの頭には変な疑問が・・・

「ネエ叔父さん、お釈迦さんてのは、会社で言うと社長なの?」

叔父・・・絶句(その様に考えたことは無いそうだ)

中宮寺へ向かう途中

子規の「柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺」の歌碑を見る

左右を高い土塀で挟まれた、一直線の道は遠い

夢殿からは別料金

聖徳太子修行の場・・・? ナラこんなに広くは要るメエ

と思うのは先入観、太子の遺徳を偲んで・・・の文字がある

遺徳を偲ぶとは、普通亡くなった後のこと

太子は、観音(菩薩)の化身だそうだ

中宮寺は、総入れ替えで音声ガイドをしている

前のパーティは、すでに聞き入っている

次を待つ

程なく入れ替え、全員が着席すると、テープの声 マいっか

半跏思惟の弥勒さんは、優しい・・・包んでくれるようだ

日本最初の世界遺産に指定された地域の見学は終わる

 

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